その美しい海岸線が続くイストラ半島の付け根のあたりに、オパティヤという小さな街があります。
クヴァルネル湾に沿うように街が広がっていて、マリーナもあります。
この街は、ひとりの穀物商人が1844年にオパティヤ最初のホテルを建て、観光の礎が置かれたのです。 これが、現在の有名なヴィラ・アンジョリーナです。現在花々が植えられた庭園となっています。
それからまもなくここはオーストリア・ハンガリー帝国の上流階級のための夏の保養地になります。ヨーロッパ皇室の皇族や貴族、芸術家、科学者、政治家たちが競って滞在し、リゾート地オパティヤが誕生しました。そして壮麗な邸宅やホテル、樹木や草花の植わった庭や公園が整備され、リエカ方面に広がっていきます。 リエカは今日、このクヴァルネル地方の中心都市で、北アドリア海域の海運の要です。
今でもその優雅な建物が街のあちこちに残り、ホテルや住宅として使われています。
バケーションシーズンには多くの人々が集まり、街は華やかな雰囲気に溢れています。
オパティヤ・リヴィエラの海岸線に続く遊歩道は約12km。おしゃれなカフェやレストラン、ホテルが並び海辺で至福のひと時を過ごすことが出来るのです。
お散歩タイムは、海がピンク色に染まる夕方がおすすめ。優雅でのどかな時間が楽しめます。
海辺でのカフェでゆったりとこんなおしゃれなカクテルはいかがですか？
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