広さ220平方kmの国立公園内には、89の小島や岩があり、入り組んだ海岸線や種類豊富な海洋生物が見られます。
沖側に面したコルナティ群島の切り立った崖は、『王冠』と呼ばれています。
この地形は、イストゥラ半島からダルマチア中央部にかけての大規模な地殻変動によって作られたもだそうです。
また、『海のパラダイス』と呼ばれ、島や岩の間をクルージングしたり、ダイビングしたり（許可必要）碧い海を満喫することができます！
そして園内には20軒ほどのレストランがあり、シーフードやコルナティのラムを使った地元料理を楽しめます。
コルナティ群島への最初の居住者はイリュリア人で、長方形の住居跡が、先史時代の居住を証拠付けているとのことです。ビザンチン時代には多くの建物が作られ、そ の代表的なものが6世紀のトゥレタ要塞（コルナトゥ島）です。これは当時まだ戦闘が耐えなかったアドリア海における防御用の要塞だと考えられているそうです。ビ ザンチン時代のユニークな建物として、トゥレナ要塞の下の初期キリスト教の聖堂があります。また中世の建物では、タルツァの聖母教会があり ます。また中世時代の史跡として、塩の貯蔵倉庫やラヴサ湾の塩田跡（14世紀中頃）も見られます。16世紀には、ヴェラ・パニチュラ島にヴェネツィア様 式の城が建てらたそうです。この城は主に漁師からの税金を集める施設として利用されていたとのことです。19世紀末～20世紀初頭にはこの地域で農業が推進され、そ の当時の石垣は現在も人気の観光スポットのひとつとなっています。
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ムリェト国立公園
