クロアチアのファーストフードについて

2010-03-07

クロアチアの料理はレベルが高い。
個人的にはヨーロッパで１番だと思う。クロアチア料理を知るまでは、１番イタリア、２番フランス、と思っていましたがクロアチア料理（クロアチアのレストラン）を食べると、間違いなく１番だと確信。
美味しいレストランや料理の説明は後日のブログとして、今回はクロアチアのファーストフードについて書きます。

クロアチアには都市と呼ばれる街にもあの有名なMナルドは見当たりません。首都ザグレブで１軒あったかな？
かなり独断的ですが、その理由はクロアチア（どんな田舎の町でも）のファーストフードの屋台が格別に美味しいからではないかと推理しています。街の中でも、市場の中でも、駅構内でもファーストフードの屋台（店舗もあります）があって、注文と同時に肉やパンを焼き始め、しかも味付けは注文ベース。言葉が良く分からなくても、たまねぎのみじん切やキャベツ千切り、マヨネーズ、マスタード、ピクルスなどを指差し、「これ入れるか？」と聞いてきます。

焼いたパンの上に肉やソーセージを乗せ、その上に自分好みのトッピングをして、さらにパンでサンドウィッチ、それを大きめの紙でくるくると巻いて出してくれます。肉もソーセージも美味しい、それだけでビール・ワインのつまみになります。これはファーストフードではなく立派な料理。さすがに昼・夜の連続は厳しいですが、毎日でも１回はいけそう。

また、生ハムのサンドウィッチもクロアチアの名物料理。大きな生ハムの塊をその場でスライサーで薄く切り、何枚かをパンで挟み、お好みのトッピングで食べます。薄い塩味で深い味わいのある生ハムがパンに絶妙に合います。専門店になると生ハムも何種類か用意していて、通のお客はハム指定でサンドウィッチを作ってもらうらしい。本当にこだわっていますね。