クロアチアの無形文化遺産~ザゴリエ地方における木材玩具~


クロアチアは欧州で最も多くの無形文化財を持つ国の一つで、2015年現在14の無形文化財がユネスコに登録されています。
今回は2009年に登録された"ザゴリェ地方の木製玩具の伝統的な製造”について紹介していきます!

このメルヘンの舞台のような「おもちゃの村」のあるザゴリェ地方は首都ザグレブの北に位置し、豊かな自然に囲まれています。
元々農地が少なく収入が厳しかったこの地方のためにウィーンから木工職人が呼ばれ、豊富な木材を利用したおもちゃ作りを住民に教えたのが始まりで、ザゴリェのおもちゃは19世紀半ばから有名になり、今となってはクロアチアの子育てに欠かせないものになっています。
有名なのはカラフルで素朴なデザインの”馬”や”蝶”、”笛”など様々。
素朴だからこそ子供の想像力を育てていくといわれてます。
近年木材でできたおもちゃにあまり触れる機会のない日本の子供たちにこのおもちゃを浸透させるためにクロアチア政府観光局は日本の幼稚園や小学校に配る活動もしています。
 
150年以上前から親子の間で伝えられ続け、様々な親子の物語を作り続けてきたどこか懐かしいこの伝統工芸のおもちゃ。
あなたも出会いにいきませんか?
 
クロアチア旅行コンシェルジュ【アドリア・エクスプレス】
旅をオーダーメイドする贅沢 クロアチアツアー クロアチア旅行 個人旅行







アドリアエクスプレス
アドリアエクスプレス

  • クロアチア
  • ザゴリェ
  • 木製玩具
  • 無形文化財