ブリユニ国立公園


14の小さな島から構成されるブリユニ諸島(Brijuni)は『地上の楽園』ともいわれ、1983年に国立公園に指定されました。

イストゥラ半島西側のファジャナの沖合にある広さ34平方kmの公園で、14の島と小島で構成されています。その中でも大きく有名な島は、ヴェリキ・ブリユニとマリ・ブリユニです。

この群島には豊かな歴史と文化が伝えられています。有名なのはカストルムと呼ばれる住居のレイアウトで、厚い壁に囲まれ、近くには6世紀の聖母マリア聖堂とベネディクト修道院が建てられています。

ブリユニ諸島は長い間ヴェネツィアの支配下にありましたが、19世紀にはオーストリアの実業家パウル・クーペルヴィーザーによって島全体が買い取られ、ヨーロッパの特権階級が利用するオーストリア・ハンガリー・リビエラとなり、ゴルフ場、ポロ競技場、ホテル、カジノなどが建設されました。

後にブリユニは当時のユーゴスラビア大統領チトーの夏の避暑地として利用されるようになり、世界の政治家、著名なミュージシャンや映画スター(エリザベス・テイラー、リチャード・バートン、ソフィア・ローレンなど)が豪華なヴィラ招かれています。最近ではプラシド・ドミンゴやモナコのカロリーヌ王女が訪れています。

ブリユニにはサファリパークもあり、世界各国から集められたシマウマ、ダマジカ、ラマ、ゾウ、やイストゥラ半島のヒツジやロバに会うこともできます。また、島では200以上の恐竜の足跡の化石も発見されていて、太古の出来事や、地質学的な現象なども学ぶことが出来ます。

その他にも、ゴルフ、テニスやシュノーケルなどのアクティビティも楽しめ、アドリア海を見渡しながらのウェディングも人気があるようです。

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