古代ローマ円型劇場の街プーラへ  ライアン航空利用で16ユーロの旅 


プーラはクロアチア・イストラ半島の西端、古代ローマの円形劇場の遺跡が残る海沿いの街。
夏期はアドリア海を挟んでイタリアまでの船便もあり3時間でイタリア・ベニスへアクセス出来ます。
そんな距離なのでこの街は古代ローマ帝国の支配下にあり、街のど真ん中に円形劇場(アンフィテアトルム)がどーんと鎮座しています。夏はこの劇場でコンサートや演劇など多数行われる様子、立ち寄った当日もステージつくりが行われていました。

保存状態がいい。アーチの外壁が1周続く。中央でステージ設置中。




アンフィテアトルムの前はプーラ港。


さて今回のプーラへの旅は1週間前に計画。月曜日に休暇が取れたので2泊3日の旅行を考え、ライアン航空のHPでクロアチア行の航空券を調べていたら、なんと土曜日早朝出発でプーラまで16ユーロではありませんか。実は前回のミュンヘンも往復15ユーロだったのですが、もっと遠いクロアチアへも16ユーロ(片道です。帰路は20ユーロでした。それでも往復36ユーロ。)の驚きの価格。早速予約・購入して寒い北ヨーロッパから太陽の燦々、海風、美食を求めてクロアチアへテイク・オフです。

それにしてもなぜこんなに安いのでしょうか。値段が余りにも安いのでガラガラで叩き売りかと思いきや、機内は約60%~%70%の混み具合。約200名弱の席数(正確には左右3席の1列6席 X 33列の198席。新型のB-737-800型です)なので140名としても、140名 X 16ユーロ = 3,640ユーロの収入。もちろん予約手数料や荷物料金などもろもろの追加収入があるとしても、その程度の収入で会社を運営できるのか疑問に思います。しかし、会社は立派に成長を遂げ今ではヨーロッパ域内最大の乗客を運ぶ航空会社となりました。機材も新しく定時前到着は90%超でヨーロッパNO1と誇らしげに自慢しています。(ちなみに2位はルフトハンザ) 



60-70%の搭乗率。航空会社に申し訳ないがこのくらいが楽でいい。


海に小島が見えてきたらアドリア海。プーラまで10分です。


徹底的なコスト管理と効率的な運航でアンビリバボーの運賃を提供しているライアン航空。予約・購入がちょっと面倒くさく、チェックインや預かり荷物の申込・支払いなど全てインターネットで行わなければならないのが玉にきずです。
(もちろん空港でも出来ますが料金2-4倍、電話でも受け付けますが割高、しかも通話料金はこちら持ちです)
それでも週末の小旅行に利用しない手はありません。

当社でも予約・購入・支払い・搭乗手続きなどすべて代行(有料)しますのでお気軽にご相談ください。

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