短い日程で行けるクロアチア

クロアチアの首都ザグレブ。900年以上もの歴史を持ち、昔ながらの文化や伝統を保ちながらも、アドリア海を通じた交易の要衝として栄えています。都心には多くの公園や広場があり、中心部のイエラチチ総督広場や2つの尖塔をもつ聖母被昇天大聖堂の塁壁下のリブニャク公園が特に挙げられます。この界隈では市場も開かれており、地元の雰囲気を味わうことができます。文化遺産とされているモザイク様式とした聖マルコ教会、内部の礼拝堂にある石の門は必見です。ザグレブ中央駅を出るとトミスラフ広場があり、ゆっくり散歩するのもいいでしょう。

切り立った峡谷にエメラルドグリーンの湖と光り輝く滝が点在する世界遺産の森。クロアチアで最も幻想的な美しさを放つ森。晴れた日は、空の透き通った青と、湖のエメラルドグリーンのコントラストが美しい。しかし雨が降ってもまた違った表情を見せてくれる。ぱらぱらと降る雨が、湖や流れる滝にきらきらと光を与える。
プリトヴィツェまではザクレブ空港から陸路で行けます。

アドリア海の南部に位置するスプリットには、3世紀末にローマ皇帝ディオクレティアヌスがその余生を過ごすため宮殿を建設しました。今は工業都市として栄えています。スプリットに入ると聖ドゥイェ教会の鐘楼とそれを囲むディオクレティアヌス宮殿跡が出迎えてくれます。大聖堂からはスプリトの街とアドリア海を見渡すことができ、その美しさに息を呑んでしまいます。路地に入っていくと、時代を感じさせる建物が多く残っています。一度この魅力にとりつかれたら、何度も足を運びたくなるでしょう。

「アドリア海の真珠」と呼ばれる中世城塞都市ドブロブニク。妖精の舞、ロマンティックなウェディング、夜のエンターテイメントと色々な顔を持つドブロブニクは、いつも活気に満ち溢れています。特に夏にはドブロブニク・フェスティバルが盛大に開催され、お城や教会、広場は、コンサートホールや劇場として芸術の顔に変わり、素晴らしい音色と大きな拍手が絶えません。また娯楽、レクリエーション、スポーツは年中を通して楽しめます。 フランシスコ会修道院、ドミニコ会修道院、スポンザ宮殿、旧総督邸などの世界遺産も見どころです。