リトル・プリトヴィツェ


クロアチアの言わずと知れた世界遺産、プリトヴィツェ国立公園から約30km離れたところにある、スルンチツァ村とコラナ川が合流する珍しい地形のラストケ村(Rastoke)はその土地柄、家が渓流の上に建てられていたり、この土地自体が石灰質なのでそこら中にあるくぼみや段差を伝って水の流れが幾重にも別れて滝となって流れ落ちたりと、村自体が自然と融合しているような印象を観光客に与えます。
川が村の中心を通っているだけあって、水流で石臼を回す製粉所があったり、中心にある池には川魚の生簀になっていて、レストランで白ワインにぴったりな新鮮なマス料理を堪能できます。
ラストケ村を観光するときは、カフェでコーヒーを楽しむも良し、周辺を川に沿って涼みつつ歩くも良し、釣りやボートなどのアクティビティを楽しむも良しとやり方によってはゆっくり一日中過ごすことができる素晴らしいエクスカーション先となることでしょう。
観光客がこの小さな町を訪れるには、バスが一番手っ取り早い。ザグレブから出発して約一時間半ほどで最寄りのバス停のスルニ(SLUNJ)に到着する。そこから少し歩いたところにラストケ村があります。
最近プリトヴィツェ国立公と距離的に近いことや、その風光明媚な土地柄で日本からも少なからぬ観光客が訪れているラストケ村。日々の忙しさを忘れてゆったりするには最適の場所かもしれない。

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