ドブロヴニク旧市街の歩き方②~プラツァ通りとルジャ広場の見どころ~


最近話題のスターウォーズの次回作エピソード8の撮影も行われていたドブロヴニク、その旧市街についての観光の情報をお伝えします!
今回は旧市街のメインエントランスであるピレ門から中心のルジャ広場に向かって200mのびたプラツァ通りの道脇には銀行や商店、カフェが立ち並び、一歩路地に踏み込んでみれば中世にタイムスリップしたかのような錯覚におちいることでしょう。この通りの始まり、ピレ門をくぐってすぐ右側には1438年に作られたオノフリオの大噴水があり、いまでもおいしい天然の湧き水を飲むことができます。



プラツァ通りの終点は旧市街の東にあるルジャ広場。この周辺には総督邸、聖ブラホ教会、アルセナル(造船所)などが集まって旧市街の中心地となっています。
この広場にはドブロヴニクが中世にラグーサ共和国の町であったときの名残であるオルランドの塔があり、そこに共和国時代に掲揚されていた旗は、いまは夏のお祭りの時期だけ町にはためきます。

それでは次にこのルジャ広場の周辺にある美しい中世の建物のうち3つをご紹介します。

1つ目は先ほど紹介したプラツァ通りから来て突き当たりには総督邸があり、共和国時代には総督の住む家であったとともに評議会や元老院があったドブロヴニクの実質的な心臓部でした。今の総督邸はもともと15世紀頭にゴシック様式を用いて建てられ、さまざまな被害を蒙って修繕された結果、ゴシックとルネサンス、バロックの3つが融合したダルマチア地方で一番魅力的な建物といわれるまでになり、また内部の調度品についてもロココ様式やルイ16世様式など当時の繁栄を物語るものばかりが内部の博物館に展示されている。この総督邸で魅力的なのは吹き抜けになっている中庭でシーズン中に頻繁に開かれるコンサートで、満天の星空の下演奏されます。

2つ目は、総督邸の目の前にある聖ブラホ教会は、ドブロヴニクの守護聖人である聖ブラホを奉ったもので、この教会は旧市街でも一番の立地を誇ります。内部の祭壇には旧市街の模型を手にした聖ブラホの銀像があり、この模型は1667年の大地震以前の町並みとなっています。

最後に、広場北側にあるスポンザ宮殿は大地震の被害を受けずに残った数少ない建物で、当初はドブロヴニクを出入りする物資を管理する税関の役割を持っていましたが、そのうち知識人が集る場となっていきました。現在は被災せずに残った歴史的に重要な文書や裁判の記録など重要な文書を保存する古文書館となっています。

プラツァ通りは夜になるとライトアップされるので、夕方訪れてみるのも良いかも知れませんね。

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