美味しいクロアチア


クロアチア料理は長く支配下にあったイタリア料理の影響を強く受けながらも、シーフードはシンプルと言われるイタリアよりもっとシンプル。



軽く火を通した新鮮な魚介類に塩、胡椒、オリーブオイルが基本、素材によっては若干の香辛料とトマトを用いるくらいで日本人の舌に良く合います。理由は簡単、長く共産政権下で流通が西側ほど整備されていなかったので、目の前の港で獲れた魚介類が港の市場を通してレストランの調理場に直結するからです。中でも手長エビ、天然ムール貝とあさり(クラム)は絶品、旨みが濃縮されている身をかぶりつけば、これを食べるだけでクロアチアにくることに納得します。




クロアチア料理の凄さはシーフードばかりではありません。長く続く海岸線と対照的に深い森が広がる内陸部は肉料理ときのこが自慢。ペカと呼ばれる石造りのオーブンに、肉・きのこ・香辛料などを入れた鉄鍋を放り込み、長い時間かけて蒸し焼きする料理はクロアチアの名物料理。柔らかく味わい深い肉の塊と付け合せの野菜やきのこにクロアチア産の赤ワインに良く合います。生ハム、サラミなどの保存食は種類も多く味もあっさりめ、くるみやポルチーニ茸も本家イタリアに負けず劣らずでも、値段は半額以下なのもうれしい。

ローマ時代からのイタリア料理と、スラブ文化の肉料理がミックスするクロアチア。
美味しいものが好きでたまらない人は、「食べるだけに行く」だけでも十分に価値があります。

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