コトルはアドリア海からぐっと陸側に入り込むような形をしたコトル湾の奥に位置し、ヨーロッパ最南部のフィヨルドとも呼ばれることがあります。(実際はリアス式海岸の一部)
東西ヨーロッパの文化が融合した旧市街には、中世の美しい建築物や美しい石で覆われた石畳などが残っています。
コトルの主な見所は、1166年に建てられた聖トリプン大聖堂やセルビア正教会の聖ルカ教会です。聖ルカ教会はロマネスク様式の建物で、内部には多くの聖が飾ってあります。そのほかには海洋博物館や中央広場の大時計なども見所となっています。
このコトルの自然と文化歴史地域は、1979年にユネスコの世界遺産に登録されています。