中世へのタイムスリップ ドブロブニク 


ヨーロッパには中世からの街並みがそのまま現在まで保存されていて、しかもそこに人が生活している町が多くあります。
でもドブロブニクのように 車も入らず、商店の看板も広告も最小限で、生活が息づいている町は見たことがありません。
初めてのドブロブニクでしたが、幸いにも城壁の隣接するヒルトンに宿泊することが出来ました。夏のピークシーズンは城壁内外のホテルはとても混み合い、新市街(車で移動)でないと泊まれないと聞き、担当されたスタッフの薦めで早めの予約したことが良かったのでしょう。このホテルに宿泊すると自分の街感覚で散策することができます。

さて、昼は観光客でにぎわっている町も、レストランが閉店する 夜の11時を過ぎるとシーンと静まり返って石畳を歩く自分の足音だけが響きます。





更に耳を澄ますと城壁の外海の波の音も かすかに聞こえます。夜の12時には教会の鐘が鳴り、石作りの建物の囲まれた広場や細い路地にも鐘の音が流れ込み、多分城壁の外にも海風に乗って聞こえる のでしょう。

この体験はドブロブニクならではです。

街のレストランはシーフード専門店が多く、目の前の海からあがった新鮮な魚介類をたべさせてくれます。やはり対岸がイタリアなのでイタリア料理の影響が大きいのでしょうか。味付けもシンプルで日本人の舌にもよく合います。

観光の見所にあふれ、料理も美味しい。景観も最高。
ドブロブニクは3拍子揃った街です。
日本から来るには飛行機の乗継がありちょっと大変ですが十分に見合う価値はあると思いました。今度はアドリア海の他の町と組み合わせて来て見たいです。








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アドリアエクスプレス
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