クロアチアの世界遺産を訪ねる

登録年：1979年・1994年
分 類 ：文化遺産
太陽の光に輝くアドリア海に突き出した城塞都市ドブロブニク。街を囲む城壁は8世紀頃に建築が始まり、13世紀頃から地中海交易の拠点として繁栄しました。オレンジ色で統一された屋根が印象的な旧市街はジブリ作品の舞台となったことでも知られています。

登録年：1979年
分 類 ：文化遺産
ローマ皇帝を退位した後にディオクレティアヌスが住んだ宮殿がそのまま残るアドリア海沿岸の最大の港町スプリット。宮殿は古代後期の重要な建築物のひとつで、オリジナルの建築物が保存されているだけでなく、西暦紀元初期、ビザンチン、中世初期の一連の建築様式が見られます。

登録年：1979年
分 類 ：自然遺産
石灰質の堆積物と特種な石灰岩でできた大小16の湖と92ヶ所の滝をもつプリトヴィツェ湖群国立公園。滝と湖が連続し館壇上に流れ落ちる風景は圧巻。マイナスイオンをたっぷり浴びながらエメラルドとコバルトブルーの美しい湖や深い森の中を探索してください。

登録年：2000年
分 類 ：文化遺産
クロアチア人によって築かれた最初の海岸都市シベニクの街並みのなかにあるひときわ目立つ建物が聖ヤコブ大聖堂。1431年～1535年と約100年以上かけて建設されたこの大聖堂は石材だけを用いており、ゴシック様式とルネッサンス様式が見事に融合しております。

登録年：1997年
分 類 ：文化遺産
ギリシャの植民都市として建設された港町トロギール。通りが碁盤の目のようによく整備されており町並みが良く保存された町として知られます。クロアチアを代表する聖ロヴロ大聖堂は13世紀に建てられ、絵画、彫刻など中世の美しい美術品が並びます。

登録年：1997年
分 類 ：文化遺産
ローマ時代からイストラ半島の政治的中心地として栄えてきたポレチュにあるエウフラシウス聖堂。内部は金箔のモザイクや彫刻で豪華に装飾されています。現在はリゾート地として賑わう町ではありますが、ビザンチン帝国時代のモザイク美術の最高傑作を見に足を運んでみてはいかがでしょうか。

登録年：2008年
分 類 ：文化遺産
スプリットからフェリーで約１時間の距離にあるラベンダーの島・フヴァル島。島の北部に広がるスターリ・グラード平原は紀元前４世紀頃に古代ギリシア人によって築かれ、ブドウやオリーブの栽培が行われてきました。古代ギリシア人は石を農地の境界線作りに利用し、区画を定める石壁は当時のまま残っており、保存状態が良いことから世界遺産に認定されました。
スプリットからスターリグラード港までフェリーで訪れ、車で平原を抜けフヴァル島の中心へ行くことも可能です。

登録年：2017年
分 類 ：文化遺産
かつてダルマチア地方の中心として栄えた港湾都市・ザダル。当時、アドリア海域で最大かつ最強の要塞であったザダルには今なお城壁や貯水システムが残っている。

登録年：2017年
分 類 ：文化遺産
聖ニコラ要塞はアドリア海からシベニク湾に通じる海峡の入り口に築かれた。シベニクには聖ニコラ要塞以外にも聖イヴァン要塞、バロン要塞、そして海の上に建てられた聖ニコラ要塞の4つの要塞が町を囲むように位置しています。